Bybit(バイビット)のAPIは簡単に設定できる?
使い方は難しいのかな?とお悩みの人がいるのではないでしょうか。
Bybit(バイビット)でAPIを連携できれば自動売買(EA)ができるようになります。
APIの使い方をマスターすれば、Bybit(バイビット)の現物取引やデリバティブ取引のトレードの幅が広がるでしょう。
そこで今回はBybit(バイビット)のAPIの使い方を分かりやすく解説します。
Bybit(バイビット)のAPIの使い方を分かりやすく解説
Bybit(バイビット)のAPIとは?
Bybit(バイビット)のAPIとは以下のような場面で利用できます。
・現物取引の注文情報の確認
・デリバティブ取引の注文方法の確認
・デリバティブ取引のポジション情報と約定済注文の確認
・ウォレットの資産振替記録の確認
・メインアカウントとサブアカウント間の資産振替記録の確認
・出金申請の申請とキャンセル
以前からBybit(バイビット)の現物取引ではAPIキーを利用できていました。
2022年3月よりデリバティブ取引でもAPIキーが導入されるようになりましたので、便利になっています。
なお、Bybit(バイビット)のAPIキーの特徴は次のとおりです。
・サブアカウントでもAPI取引ができる
・1つのアカウントで最大20キーまで所持できる
・各APIキーにIPアドレスを紐付けることが推奨されている
Bybit(バイビット)ではメインアカウントにつきサブアカウントが最大20個まで作成できます。
サブアカウントをいくつか作成し、それぞれでAPIキーを発行して運用してみてはいかがでしょうか。
Bybit(バイビット)のAPIキーの発行方法
Bybit(バイビット)でのAPIキーの発行方法は次の順番で行います。
・Google認証の二段階認証を設定する
・APIキーを発行する
Bybit(バイビット)で口座を開設したデフォルト状態では、メール認証または携帯電話番号SMS認証による二段階認証しか設定されていません。
まずはGoogle認証による二段階認証を設定しましょう。
App StoreまたはGoogle Playからダウンロードして、スマホにインストールしてください。
そしてBybit(バイビット)の「マイアカウント」右上人型アイコンをクリックして「アカウント&セキュリティ」にログインします。
「設定」を押すと認証コードが送信されてきますので、指示に従って設定をしてください。
では次にAPIキーの発行へと移りましょう。
Bybit(バイビット)の「マイアカウント」から「API管理」タブへ入りましょう。
APIキーに関する注意事項をしっかりと読んだうえで準備ができたら「新しいキーの作成」をクリックしてください。
続いて「APIキー使用」で「APIトランザクション」または「サードパーティアプリ」どちらかを選びます。
すでに使いたいアプリがあるのであれば「サードパーティアプリ」のAPIキー発行方法にしましょう。
なければ「APIトランザクション」を選んでください。
「APIの名前」はお好きな任意の名前を入力します。
続いて「APIキー管理」は「読み取り専用」を選択しましょう。
契約欄は「注文」または「ポジション」、現物の欄は「トレード」を選択。
APIキーへのIPアクセスでは「IPすべて」を選んでください。
続いてGoogle認証の二段階認証コードを入力し、「確定」をクリックしましょう。
すると「キーの追加が完了しました」という表示とともに下記のキーが一度だけ表示されます。
・APIキー
・APIシークレットキー
ポップアップ画面を閉じるとAPIキーとAPIシークレットキーは二度と表示されません。
必ずこのタイミングでメモしてください。
Bybit(バイビット)のAPIキーの発行方法では、この最後のメモだけはくれぐれも忘れないようにしましょう。
Bybit(バイビット)のAPIキーは失効に注意
bybitのAPI、IPアドレス入れないと3か月で失効するのか、、、、
知らないうちにbotがエラー祭で止まって爆損状態になってる可能性もあるのね、こわ。— タカフミ@TOEIC筋トレ育児頑張るパパ (@taka_sideB) February 28, 2021
Bybit(バイビット)のAPIキーは失効には注意してください。
APIキーを発行する時にIPアドレスを入力していなければ、3ヶ月で失効してしまいます。
また、Bybit(バイビット)のログインパスワードを変更すると、設定済みのAPIキー は7日後に失効してしまいます。
忘れがちですので、心当たりがある人はすぐにチェックしてみてください。
APIキーが失効していると、Bybit(バイビット)の自動売買(EA)が途中で停止してしまいます。
大きな損失につながりかねませんので、Bybit(バイビット)のAPIキーが失効しないように注意しておきましょう。
Bybit(バイビット)のAPIの使い方 自動売買(EA)ソフトと連携
Bybit(バイビット)で自動売買botを利用した時のAPIの使い方をみていきましょう。
まずは二段階認証とAPIキーの発行までをすませてください。
次に使いたい自動売買botを手に入れましょう。
・無料の自動売買(EA)ソフトを入手する
・有料の自動売買(EA)ソフトを入手する
・自動売買(EA)ソフトを自作する
自動売買(EA)の自作にはPythonの知識が必要です。
プログラミングの知識があまりない人は、ひとまず自動売買(EA)ソフトを入手して運用していきましょう。
無料、有料いずれでも気に入ったものを使えばよいのですが、手に入れる前にBybit(バイビット)で稼働するかどうかは確かめておきましょう。
あとは自動売買(EA)ソフトにBybit(バイビット)で発行したAPIキーを入力すればよいだけです。
Bybit(バイビット)のAPIの使い方を分かりやすく解説まとめ
Bybit(バイビット)のAPIは、現物取引だけでなくデリバティブ取引でも利用できるようになりました。
また、Bybit(バイビット)ではサブアカウントが最大20個まで作成できますし、APIキーも1つのアカウントにつき最大20個まで作成できます。
メインアカウントは裁量トレード、サブアカウントA、B、CでAPIキーを取得して自動売買(EA)するなど使い分けができます。
まずは無料の自動売買(EA)ソフトを入手して試してみてはいかがでしょうか。
なお、Bybit(バイビット)のAPIキーはログインパスワードを変更すれば7日間、IPアドレスを登録していなければ3ヶ月で失効してしまいます。
その点にだけ注意してみて、Bybit(バイビット)のAPIの使い方を練習してみてください。