バイナンスコイン(BNB)ってどんな仮想通貨(暗号資産)なの?
バイナンスコイン(BNB)ってBinance(バイナンス)でしか手に入れられないの?
そもそもバイナンスコイン(BNB)に将来性はあるの?
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
Binance(バイナンス)でトレードしているとバイナンスコイン(BNB)の名前は必ず目にするはずです。
そこで今回はバイナンスコイン(BNB)について分かりやすく解説します。
バイナンスコイン(BNB)を分かりやすく解説
バイナンスコイン(BNB)とは?
バイナンスコイン(BNB)とは、仮想通貨(暗号資産)取引所のBinance(バイナンス)が発行しているトークンのことです。
トークンとは既存のブロックチェーン技術を利用していますので、仮想通貨(暗号資産)の一種と考えて差し支えありません。
バイナンスコイン(BNB)を保有していると、Binance(バイナンス)での取引で以下のようなメリットを享受できます。
・取引手数料が割引になる
・両替機能がある
Binance(バイナンス)でトレードするのであれば、バイナンスコイン(BNB)をぜひ持っておきましょう。
Binance(バイナンス)の取引手数料が以下のように優遇されるからです。
・現物取引とマージン取引の手数料:25%割引
・USD-M先物の手数料:10%割引
・バイナンスコイン(BNB)との通貨ペアの手数料:無料
このほか、バイナンスコイン(BNB)の「両替機能」も重宝するでしょう。
仮想通貨(暗号資産)を他の取引所に送金する場合、どうしても端数がでてしまいます。
そうした少額の仮想通貨(暗号資産)をバイナンスコイン(BNB)へ両替可能です。
対象となる仮想通貨(暗号資産)はBinance(バイナンス)で取り扱っているすべての銘柄「370種類以上」。
つまりBinance(バイナンス)で取り扱いさえあれば、どんな草コインでも換金できるということです。
このようにバイナンスコイン(BNB)は使い勝手のよい仮想通貨(暗号資産)といえるでしょう。
バイナンスコイン(BNB)の買い方
ではバイナンスコイン(BNB)の買い方を見ていきましょう。
バイナンスコイン(BNB)は以下の取引所などで購入できます。
・Binance(バイナンス)
・Bybit(バイビット)
・FTX
なお、バイナンスコイン(BNB)は日本国内の仮想通貨(暗号資産)取引所では買えません。
海外の仮想通貨(暗号資産)取引所で買いましょう。
ではここからは、Binance(バイナンス)でのバイナンスコイン(BNB)の買い方を解説します。
おおまかな買い方の手順は次のとおり。
・日本円を国内取引所に入金して仮想通貨(暗号資産)を購入
・仮想通貨(暗号資産)をBinance(バイナンス)へ送金
・Binance(バイナンス)でバイナンスコイン(BNB)を購入
まずは仮想通貨(暗号資産)の現物を手に入れなければいけません。
Binance(バイナンス)で取り扱っている銘柄であれば何でも構いません。
そしてBinance(バイナンス)でその仮想通貨(暗号資産)専用の入金アドレスを取得しましょう。
その入金アドレスを送金元の国内取引所の「出金アドレス」にコピペします。
あとは出金ボタンを押して二段階認証を済ませれば、Binance(バイナンス)へ仮想通貨(暗号資産)が送金されます。
Binance(バイナンス)のウォレットに反映されたら、買い方の次の手順へと移りましょう。
Binance(バイナンス)のトレードで「現物」を選んでください。
続いて、通貨ペアを変更します。
BTC(ビットコイン)をBinance(バイナンス)へ送金したのなら「BNB/BTC」です。
他の仮想通貨(暗号資産)を送金したのなら、その仮想通貨(暗号資産)とバイナンスコイン(BNB)の組み合わせにしましょう。
あとは「指値・成行・ストップリミット」などお好きな注文方法を選び、「価格」や「合計(数量)」を入力してください。
そして最後は「BNB購入」ボタンを押すだけの買い方です。
バイナンスコイン(BNB)の将来性
Binance(バイナンス)の将来性について詳しく知りたい人がいるかもしれませんね。
バイナンスコイン(BNB)発行元のBinance(バイナンス)の取引所としての将来性と、バイナンスコイン(BNB)自体の将来性に分けて説明していきましょう。
まずBinance(バイナンス)の将来性についてです。
Binance(バイナンス)は現在、世界一の取引量を誇っています。
また取扱銘柄は370種類以上と圧倒的に多く、右肩上がりに増えていました。
そして現物取引やマージントレードだけでなく、ステーキングやセービング・ローンチパッド、NFTなど仮想通貨(暗号資産)を活用した新しい商品を次々とリリースしています。
こうした積極的な姿勢を見せつつも、万が一のときの顧客資産の保護のため「SAFU(取引保護基金)」を運用。
顧客から預かった手数料のうち10%をSAFUで積み立てていました。
そしてBinance(バイナンス)は香港で設立されましたが、現在はマルタに本拠地を移しています。
香港のままであれば中国当局の管理下におかれるため危険性が高かったでしょうが、現在は問題ありません。
総合的に考えると、Binance(バイナンス)の将来性は高いといえるでしょう。
では次にバイナンスコイン(BNB)の将来性についてです。
取引手数料支払いのために置いといたバイナンスコインが10倍になってるなにこれ
— yuki (@yuki_cash) February 19, 2021
2022年8月現在、バイナンスコイン(BNB)の時価総額は「6兆5000万円」
BTC、ETH、USDT、USDCに次いで「第5位」でした。
とくに2021年に入ってからバイナンスコイン(BNB)の価格が一気に高騰しましたが、現在は落ち着いてきているようです。
バイナンスコイン(BNB)の将来性を考えるうえで「定期的にバーンされている」ことは重要でしょう。
バーンとは、バイナンスコイン(BNB)の流通量を故意に減らして1枚あたりの価格を保つ仕組みのことです。
例えば「金」は採掘される量に上限があるため、価値が下がることはありません。
また株価が下がるのを防ぐために上場企業が自社株を買うのと同じような効果があります。
バイナンスコイン(BNB)は Binance(バイナンス)が流通量をうまくコントロールしているため、将来性に不安はないといえるでしょう。
バイナンスコイン(BNB)を分かりやすく解説まとめ
バイナンスコイン(BNB)は世界最大の取引所であるBinance(バイナンス)が発行している仮想通貨(暗号資産)です。
バイナンスコイン(BNB)があればBinance(バイナンス)での取引手数料が割引されるなど大きなメリットがあります。
またバイナンスコイン(BNB)自体の価値が高いのも魅力の1つでしょう。
仮想通貨(暗号資産)ですのでもちろん値動きのリスクはありますが、保有しておくとよいのではないでしょうか。