Binance(バイナンス)は世界でも最大手の仮想通貨(暗号資産)取引所です。
取扱銘柄数も多いうえにアルトコインでもレバレッジ取引(FX)できるのが大きな特徴です。
そこでBinance(バイナンス)でトレードしてみたいと考え始めた人がいるのではないでしょうか。
そこで今回はBinance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)を分かりやすく解説していきます。
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)を分かりやすく解説
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)とは
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引とは、担保として預け入れた証拠金を元にしてその何倍もの金額をトレードできる仕組みです。
現物取引では預けた資金の範囲内でしかトレードできませんが、レバレッジ取引(FX)では資金や仮想通貨(暗号資産)を借りてトレードできます。
Binance(バイナンス)には下記のようなトレード方法がありました。
・現物取引
・マージン取引
・仮想通貨デリバティブ:先物取引、オプション取引、レバレッジトークン
このうちレバレッジ をかけられるのは、マージン取引、先物取引、レバレッジトークンによる取引(FX)です。
これらの証拠金取引をする場合には、リスクをきちんと理解しているかどうかのクイズに全問正解しなければいけません。
チュートリアルを見てレバレッジ取引(FX)の勉強をしておいてください。
では主要なレバレッジ取引(FX)をピックアップして詳しくみていきましょう。
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX) マージントレード
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)「マージントレード」には次のような特徴があります。
・自己資金を担保にトレード資金を借り入れる
・最大レバレッジ:10倍
・ショート(売り)から入れる
・ゼロカットシステムあり
Binance(バイナンス)のマージントレードではレバレッジは最大10倍までです。
そして各銘柄によって固定のレバレッジが定められていました。
マージントレードの特徴は、Binance(バイナンス)で資金を借り入れる手順が必要なことでしょう。
そのあとのトレードは特に難しい手順はありません。
そしてBinance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)・マージントレードでもゼロカットシステムは適用されます。
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX) 先物取引
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)「先物取引」の特徴を見ていきましょう。
・レバレッジ倍率:最大125倍
・先物アカウント登録60日未満のユーザー:最大20倍
・USD-M先物:USDRを証拠金にする
・Coin-M先物:USDと仮想通貨(暗号資産)を証拠金にする
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)・先物取引のレバレッジは、マージン取引よりも高い倍率「125倍」が設定されています。
ただし登録60日未満のユーザーに対しては20倍の制限がかけられていました。
このほかBinance(バイナンス)の先物取引では証拠金の銘柄によってトレード名が違います。
少々ややこしいので混同しないようにしましょう。
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)の手数料
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)で必要は手数料について見ていきましょう。
まずは2022年6月現在のマージン取引手数料です。
・ビットコイン(BTC):0.01%
・イーサリアム(ETH):0.01%
・バイナンスコイン(BNB):0.3%
上記は1日あたりの借入金利ですが、金利は1時間ごとに加算されていきますのでご注意ください。
では次にUSD-M先物のレバレッジ(FX)取引手数料をみてみましょう。
・USDT Maker:0.02%
・USDT Taker:0.04%
・BUSD Maker:-0.01%
・BUSD Taker:0.023%
バイナンスUSDのMakerであれば、手数料を支払うのではなくその分を貰えるようになっていました。
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)できる銘柄
Binance(バイナンス)でレバレッジ取引(FX)できる銘柄数は他の取引所と比べても非常に多いといえます。
Binance(バイナンス)では約360種類の仮想通貨(暗号資産)を取り扱っていますが、そのほとんどでレバレッジ取引(FX)できるからです。
ビットコインなど主要な銘柄だけでしかレバレッジ取引(FX)できない取引所は珍しくありません。
アルトコインでレバレッジ取引(FX)したいのであれば、Binance(バイナンス)が一押しです。
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)のやり方
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)・マージントレードのやり方は大まかに次の流れです。
・Binance(バイナンス)で資金を借りる
・ウォレットに借りた資金を移動する
まずはBinance(バイナンス)アカウントにログインし、マージントレードの「ウォレット」「マージン」から「借入」を選びましょう。
続いて借りたい銘柄を選択して借入金額を入力しましょう。
借入額や時間あたりの支払い利率などを確認したら「借入承認」をクリックしてください。
するとマージントレード用のウォレットに借り入れた資金が反映されているはずです。
あとは「トレード」から「マージントレード」へ移り、売買を行って下さい。
このほかBinance(バイナンス)の先物取引をするやり方は次の流れで行います。
・先物アカウント口座を開設する
・先物アカウント口座にBinance(バイナンス)のメインウォレットから資金移動をする
先物口座を開設するには、上部メニューバーから「USD-MまたはCoin-M」をクリックして「今すぐ口座開設」をクリックするだけのやり方です。
特に戸惑うことはないでしょう。
では次に先物アカウント口座の画面右下に表示されている「振替」をクリックします。
すると資金移動の画面が表示されますので、振込元を「フィアットと現物」、下の欄に先物口座名を選択し「振替」を押してください。
先物口座に資金が移動できたら、あとはトレードを行っていきましょう。
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)を分かりやすく解説まとめ
Binance(バイナンス)でレバレッジをかけて取引(FX)するには主にマージントレードと先物取引があります。
マージントレードはBinance(バイナンス)から資金を借り入れてトレードする方法。
1時間ごとに利息がかかりますので、短期トレードにとどめておくほうがよいでしょう。
先物取引は最大125倍のレバレッジ取引(FX)ができますが、登録60日未満の人にはレバレッジ倍率が制限されています。
Binance(バイナンス)のレバレッジ取引(FX)を始める前の手順は多少面倒ですので、しっかりと理解を深めてからとりかかるようにしましょう。