Binance(バイナンス)で自動売買(EA)のトレードはできるの?自動売買(EA)プログラムってどうやって探せばいい?
APIキーをどこで使うのかよく分からない…こんなことで悩んではいないでしょうか。
Binance(バイナンス)は取引量世界一の仮想通貨取引所であり、メジャーな仮想通貨(暗号資産)から草コインまで数百種類もの銘柄を取り扱っています。
そんなBinance(バイナンス)で自動売買(EA)にも挑戦してみたいとお考えになっても不思議ではないでしょう。
そこで今回はBinance(バイナンス)の自動売買(EA)やAPIについて分かりやすく解説します。
Binance(バイナンス)の自動売買(EA)・APIを分かりやすく解説
Binance(バイナンス)は自動売買(EA)できる
Binance(バイナンス)では自動売買(EA)できます。
ただ、Binance(バイナンス)の取引プラットフォームは独自仕様のため、自動売買(EA)のやり方がわかりにくいかもしれません。
他の海外仮想通貨取引所では取引プラットフォームがMT4またはMT5です。
そのためMT4やMT5の自動売買(EA)プログラム数千種類の中から選んでクリックするだけで簡単にインストールできます。
しかし、Binance(バイナンス)で自動売買(EA)するにはAPIキーを使わなければいけません。
次章からはBinance(バイナンス)のAPIキーと自動売買(EA)の設定の流れを見ていきましょう。
Binance(バイナンス)で自動売買(EA)専用口座を開設する
Binance(バイナンス)で自動売買(EA)するのであれば、まずは自動売買(EA)専用の口座を開設することをおすすめします。
Binance(バイナンス)で複数口座を開設するには、マスターアカウントレベルをVIP1以上にしなければいけません。
VIP1になるための条件は以下のとおりです。
・過去30日間の現物取引量:100万BUSD以上
・過去30日間の先物取引量:1500万BUSD以上
・BNB残高:25BNB以上
上記を満たせば、サブアカウントとして現物や先物で各20口座を開設可能です。
そしてその各口座ごとに独自のAPIキーを最大30個まで発行できます。
Binance(バイナンス)で自動売買(EA)するのであれば、まずはVIP1はクリアしておくほうがよいかもしれません。
トレード量の条件を満たした後に「ダッシュボード」から「サブアカウントの申請」から申込みましょう。
およそ2営業日程度でBinance(バイナンス)の自動売買(EA)専用口座が準備できるはずです。
Binance(バイナンス)の自動売買(EA)のやり方 APIキーとシークレットキーの発行
Binance(バイナンス)で自動売買(EA)する口座の用意ができたら、APIキーとシークレットキーを発行しましょう。
ダッシュボードから「API管理」に入り「API作成」をクリックします。
すると認証画面へと移ります。セキュリティ認証、メール認証、二段階認証の3つをクリアしましょう。
これでBinance(バイナンス)の自動売買(EA)に必要な「API キー」と「Secret キー」が発行できました。
このAPIキーでは主に以下のような制限をかけられます。
・出金を有効化
・先物、現物取引、マージン取引の有効化
・証拠金ローン、返済および振替の有効化
このほかアクセスできるIPアドレスの制限もかけられますので、できればIPアドレス制限はかけているほうがよいでしょう。
ちなみにこれらのAPIキーとSecretキーは非常に大切なものです。必ずメモしてください。
Binance(バイナンス)の自動売買(EA)ソフトを準備
統計と機械学習のお勉強するために仮想通貨の自動取引ツール作ろうかな。KaggleでETH過去取引のデータセットされてるし、Binanceも取引用APIを公開してるしいけそう(利益が出るとは言ってない
— wreath (@wreath) July 27, 2021
Binance(バイナンス)で自動売買(EA)するにあたって一番のネックは、自動売買(EA)ソフトの準備かもしれません。
MT5などであれば数千種類もの自動売買(EA)プログラムの中から選びたい放題です。
しかしBinance(バイナンス)では有名な自動売買(EA)プログラムパッケージなどはあまり見受けられません。
Binance(バイナンス)で自動売買(EA)する場合、必要なAPIを組み合わせて自作する方法が主流だからです。
もしPythonなどの知識が少ないようでしたら、板情報の取得など1つの機能などから試すのがよいかもしれません。
Binance(バイナンス)のAPIはおおまかに以下の2種類です。
・公式API
・非公式API
オーダーを入れる、板情報を取得、資産情報を取得など様々な種類のAPIがありますので、組み合わせて使いましょう。
ちなみにBinance(バイナンス)では成行きのロスカット注文ができませんが、APIを利用すればロスカット注文もできるようになります。
ただし、Binance(バイナンス)のサイトに掲載されている公式APIと非公式APIの数を合計しても数十種類しかありません。
そこでインターネットなどでBinance(バイナンス)の自動売買(EA)で利用できるソフトなどをお探しの人も少なくないでしょう。
手に入れるときはそのサイトや自動売買(EA)プログラムが詐欺ではないか?なども慎重に判断するようにしてください。
Binance(バイナンス)の自動売買(EA)とAPIの設定
では次にBinance(バイナンス)でAPIを設定する手順を見ていきましょう。
まずはBinance(バイナンス)公式ライブラリーをPCにインストールします。
Windowsであれば「コマンドプロンプト」
Macであればアプリケーション一覧の「その他」またはFinderから「ターミナル」と検索してみてください。
そのあとはターミナルに必要なコードを書いて、Binance(バイナンス)で自動売買(EA)するAPIを設定しましょう。
これらの作業はPythonなどのプログラミングの知識が必要ですので、調べながらチャレンジしてみてください。
Binance(バイナンス)の自動売買(EA)・APIを分かりやすく解説まとめ
Binance(バイナンス)では自動売買(EA)は可能です。
まずは自動売買(EA)専用の口座を用意し、APIキーを発行しましょう。
Binance(バイナンス)で自動売買(EA)するには多少のプログラミングの知識が必要です。
興味のある人は勉強しながらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。