Binance(バイナンス)は2017年に設立された仮想通貨(暗号資産)取引所。
豊富な商品ラインナップや手数料の安さが受けて、いまでは世界最大手の取引所となりました。
そんなBinance(バイナンス)でトレードを検討しているけれど危険性があるのでは?安全性はどうなっている?
このような不安を抱えている人がいるのではないでしょうか。
そこで今回はBinance(バイナンス)の安全性と危険性の評判を分かりやすく解説します。
Binance(バイナンス)の安全性と危険性の評判を分かりやすく解説
Binance(バイナンス)の危険性の評判 ハッキング
Binance(バイナンス)の安全性と危険性を懸念している人は「ハッキング」の評判を聞いたからかもしれないですね。
実は2019年、Binance(バイナンス)はハッカー被害にあい、7,000BTCが不正に流出する事件が起きました。
このときはBinance(バイナンス)がAPIキーのリセットと迅速な入出金停止措置を行いました。
Binance(バイナンス)で起こったハッキング事件はこの1件だけだと言われています。
このとき被害を受けた人に対しては全額補償がされており、ユーザーには被害はありません。
Binance(バイナンス)では過去に一度ハッキングを受けているため危険性が高いと思われるかもしれません。
しかし現在ではBinance(バイナンス)は口座開設時に二段階認証の設定が必須です。
二段階認証をメールアドレスにするのは少々危険性が高いでしょう。
ハッキング被害にあわないためにも、二段階認証はGoogleアプリ認証に変更しておくことをおすすめします。
Binance(バイナンス)の安全性の評判 セキュリティ体制
Binance(バイナンス)では顧客資産を守るために安全性の高いセキュリティ体制が敷かれていました。
・ISOセキュリティ認証取得ずみ
Binance(バイナンス)は日本の金融庁の認可を受けていないため、安全性に疑問をお持ちの人がいるかもしれません。
実はBinance(バイナンス)は「ISOセキュリティ認証」を取得しています。
このISOセキュリティ認証とは、国際的に認められた情報セキュリティ管理「ISO27001」に関する認証です。
審査される項目は以下のとおり。
・機密性:管理者だけがその情報にアクセス可能
・完全性:情報が破壊、改ざん、消去されない仕組み
・可用性:必要な人が必要なときにその情報にアクセスできる状態
ちなみに仮想通貨(暗号資産)取引所ではBinance(バイナンス)が初めてこのISOセキュリティ認証を取得できました。
Binance(バイナンス)の安全性の評判 顧客資産の保護
Binance(バイナンス)の安全性を「顧客資産の保護」の面から評判を調べてみました。
Binance(バイナンス)は金融庁の認可を受けていないため、万が一のときに顧客資産が守られないのでは?と不安を感じてる人がいるのではないでしょうか。
実はBinance(バイナンス)は独自に「SAFU」と呼ばれる顧客資産を保護する基金を運用していました。
・SAFU(Secure Asset Fund for Users):取引保護基金
Binance(バイナンス)は2018年以降、顧客から受け取った手数料の10%を積み立てています。
そして万が一顧客資産が不正に流出した場合には、この基金が保険の役目を果たします。
実際、2019年のハッキング被害ではSAFUから全額補償されました。
このようば顧客資産を保護する基金があり実際に運用されていることから、Binance(バイナンス)の安全性は高いといえるでしょう。
Binance(バイナンス)の危険性の評判 フィッシング
偽バイナンスからSMSフィッシング(スミッシング)が発生しています。皆さん、ご注意ください。よく見ると送信元はBinanceではなくBinanec。URLもスペルが違うbiancnceで明らかに変です。リンク先はBinanceのロゴを使用した偽ページで個人情報を抜き取ろうとする古典的な手口です。 pic.twitter.com/kVVOzu39n3
— nori (@norikazu_skmt) May 6, 2022
Binance(バイナンス)の危険性の評判に「フィッシング被害」があげられます。
ここまではBinance(バイナンス)がハッキングされたケースの評判をみてきました。
しかしBinance(バイナンス)で取引するのであれば「顧客」つまりあなたの行動一つで危険性が高まってしまうのです。
Binance(バイナンス)で一番危険性があるのは「フィッシング」ではないでしょうか。
Binance(バイナンス)は世界最大手の取引所ですので、Binance(バイナンス)を騙ったフィッシングメールはかなりの数に登ると推測されます。
フィッシング詐欺に関する評判は常にでていますので、しっかりと自衛するように心がけてください。
Binance(バイナンス)の安全性と危険性の評判 クレジットカード
Binance(バイナンス)に関する質問が増えてきましたが、入金は手数料が高いクレジットカードを使わないほうが良いです。国内取引所からの仮想通貨送金か、取引回数が多い人ならSBI VCトレードが手数料無料なのでそちらをオススメします。
— サラソツ@会社員×副業×投資 (@sarasotsu) March 7, 2022
Binance(バイナンス)の安全性と危険性の評判をクレジットカードの面から見ていきましょう。
Binance(バイナンス)に資金を入れるには「仮想通貨(暗号資産)の送金」または「クレジットカード・デビットカードで購入」の二種類しかありません。
クレジットカード情報を盗まれる危険性が気になる人は、仮想通貨(暗号資産)の送金にしておきましょう。
またはクレジットカードより安全なデビットカードをBinance(バイナンス)で使用することをおすすめします。
デビットカードであればチャージされている金額しか利用できません。
Binance(バイナンス)のセキュリティ体制は非常に高いレベルですのでクレジットカード情報が漏れる可能性は低いです。
ですが、安全性と危険性が気になる人は仮想通貨(暗号資産)またはデビットカードを利用しましょう。
Binance(バイナンス)の安全性と危険性の評判を分かりやすく解説まとめ
Binance(バイナンス)の安全性と危険性の評判を元にして、主にセキュリティ面やハッキング事例から解説しました。
Binance(バイナンス)は数ある仮想通貨(暗号資産)取引所の中でも高いセキュリティ体制を整えています。
しかし世界最大手の取引所であることから、悪意ある人に常に狙われているのもまた事実でしょう。
フィッシング詐欺やハッキング被害を受けないためには、自身でも怪しいメールは開かない、二段階認証はアプリに変更するなどの自衛策をとるよう心がけてください。