FTXのスプレッドを比較したいけれど一覧は実装されているの?
スプレッド一覧を比較して、FTXのスプレッドが広いのか、狭いのかを把握したい。
あなたは今、このようにお考えですよね。
FTXはレバレッジトークンやMOVE取引など、独自のトレード商品を扱う海外デリバティブ仮想通貨取引所です。
仮想通貨のトレードコストとして発生するスプレッドは業者ごとに異なるため、FTXと他社とで一覧にして比較してみましょう。
FTXのスプレッドの比較一覧を分かりやすく解説
FTXのスプレッドを比較するため、まずは仮想通貨の主要銘柄として、ビットコイン・イーサリアム・ライトコイン・ビットコインキャッシュ・リップルの5銘柄を一覧にします。
ここでは、国内外の仮想通貨取引所の中でも人気の高い、CryptoGT・Bybit・GMOコイン・DMM Bitcoin・のスプレッドを一覧にし、FTXと比較してみましょう。
FTXのスプレッド一覧
まずはFTXのスプレッド一覧をみていきます。
FTXの無期限先物契約のスプレッド一覧を日本円に換算してみました。※2021年8月5日のデータ
- BTC-PERP:50
- ETH-PERP:1
- LTC-PERP:1
- BCH-PERP:5
- XRP-PERP:0.0025
一覧にした結果、FTXのスプレッドは一目で確認できるほど、狭いと言えるでしょう。
スプレッドは変動制のトレードコストと言われていますが、FTXのスプレッドは基本的に変動しないケースが多いです。
ただし変動制のコストと言われている以上、FTXのスプレッドは変動する可能性もあるため、トレードのたびにご確認ください。
FTXのスプレッドの比較一覧 【海外取引所】
FTXのスプレッドの広さや狭さを確認するために、まずは海外仮想通貨取引所のCryptoGTとBybitにおけるスプレッドを一覧にして比較します。
FTXとCryptoGTのスプレッドの比較一覧
つづいてCryptoGTのスプレッドを一覧にして、FTXと比較してみましょう。
- BTC:1901
- ETH:236
- LTC:127
- BCH:54
- XRP:108
FTXとCryptoGTのスプレッド一覧を比較した結果、全仮想通貨においてFTXのほうが狭いことが明確になりました。
ただしFTXは別途取引手数料が発生する一方、CryptoGTはスプレッドのみの負担ですので、一目でFTXのトレードコスト負担が軽いとは判断できません。
FTXとBybitのスプレッドの比較一覧
FTXと、数ある海外の仮想通貨取引所の中でもスプレッドが狭いと評判のBybitのスプレッド一覧を比較します。
ちなみに以下は、USDの値動きと連動すると言われているUSDT建てのBybitののスプレッド一覧です。
- BTC:50
- ETH:5
- LTC:1
- BCH:5
- XRP:0.01
FTXとBybitのスプレッドを一覧にして比較した結果、全仮想通貨においてFTXのほうが狭いことがわかりました。
そうはいっても、Bybitはスプレッドが狭いことで定評を得ているだけあって、FTXのスプレッド一覧とほぼかわりません。
FTXもBybitもスプレッドの他、別途トレードコストとして取引手数料が発生することに注意しましょう。
スプレッドよりも取引手数料のほうがコスト負担が大きいため、総合的なトレードコストを意識すべきです。
ただこれだけ言えるのは、Bybitのメイカー手数料はボーナスとして付与されるため、指値注文する際のコスト負担は、FTXよりもBybitのほうが負担は軽いです。
FTXのスプレッドの比較一覧 【国内取引所】
FTXのスプレッドの広さを把握するため、つづいて国内の仮想通貨取引所と、FTXのスプレッドの一覧を比較していきます。
国内取引所は、海外FXとは異なり、販売所で仮想通貨を業者提示の現物価格で売買できますが、ここではレバレッジ取引のスプレッドを一覧にして、FTXと比較していきます。
FTXとGMOコインのスプレッドの比較一覧
まずは国内仮想通貨取引所からGMOコインと、FTXのスプレッド一覧を比較していきます。
GMOコインのレバレッジ取引として代表的な「暗号資産FX」のスプレッド一覧とFTXを比較してみましょう。
- BTC:2374
- ETH:742
- LTC:58
- BCH:236
- XRP:1.518
スプレッド一覧を比較した結果、一目瞭然でFTXよりもGMОコインのスプレッドの方が広いことが明確です。
GMОコインは暗号資産FXの他にも、「取引所のレバレッジ取引」でもトレードできますが、やはりFTXのスプレッド一覧と比較してもGMОコインのほうが広いことが明確です。
ただし取引所のレバレッジ取引では取引手数料は発生しません。
FTXとDMM Bitcoinのスプレッドの比較一覧
つづいてDMM BitcoinnとFTXのスプレッド一覧を比較していきましょう。
DMM Bitcoinのスプレッドは、国内仮想通貨取引所において最高レベルと言われていますが、FTXと比較するとどのくらいの広さなのでしょうか。
- BTC:5183
- ETH:2376
- LTC:232.5
- BCH:1081
- XRP:1.997
スプレッド一覧を捕獲した結果、やはりFTXよりDMM Bitcoinのスプレッドの方が広いことがわかりました。
ちなみにFTXとスプレッド一覧を比較した国内外の取引所の中でも、DMM Bitcoinのスプレッドはもっとも広いため、仮想通貨のレバレッジ取引におすすめできないと言えます。
FTXのスプレッドと同時に比較すべきトレードコスト
FTXのスプレッドは、同一仮想通貨の買値と売値の差額を示しており、変動制のトレードコストです。
スプレッド幅は現物取引とレバレッジ取引で異なるため、ご注意ください。
こちらではFTXのレバレッジ取引のスプレッドを一覧にして他社と比較しました。
さらにFTXのトレードで発生するコストはスプレッドだけではありません。
たとえば、取引手数料としてmake手数料またはTaker手数料、無期限契約のスワップポイント・資金調達率やレバレッジ手数料など、証拠金取引ならではのコストも発生します。
スプレッドはトレードコストのメインですが、証拠金取引にかかわらる手数料も含めて取引所選びすることで、低コストでトレードできます。
FTXのスプレッドの比較一覧を分かりやすく解説まとめ
FTXのスプレッドの一覧を、レバレッジ取引に絞り、国内外の仮想通貨取引所と比較しました。
5社で比較した結果、FTXのスプレッドは、全銘柄において狭いことがわかったため、トレードコストを抑えて取引できると言えるでしょう。
ただしFTXに限らず、トレードコストはスプレッドだけではないため、各種手数料を考慮したうえでトレードコストを比較することをおすすめします。