海外の仮想通貨(暗号資産)取引所の中でも、新しいレバレッジトレードスタイルが話題を読んでいるFTX。
そんなFTXをこれから利用してみたいという人の中には、セキュリティや安全性のレベルをできるだけ上げて運用していきたいという人もいるでしょう。
またある程度の金額でFTXでのトレードを行っていくのであれば、本人確認が必須です。
そこで今回は、FTXの本人確認と二段階認証を分かりやすく解説していきます。
FTXの本人確認と二段階認証を分かりやすく解説
FTXは本人確認を行うとより使いやすくなる!
海外の仮想通貨(暗号資産)取引所の場合、本人確認書類の提出などの本人確認を行わなくても取引や入出金ができてしまうところが多くなっています。
FTXも基本的に本人確認を行わなくても入出金やトレードができる取引所ですが、本人確認を行わない場合、出金できる金額に制限がかかってしまうのです。
またFTXの本人確認は「KYF(Know Your Customer)」という制度をとっており、本人確認がどこまで完了しているかによってレベル分けがされています。
そしてレベルによって出金可能な金額が変わってくるのです。
全く本人確認を行っていない、メールアドレスとパスワードの登録のみという場合には「KYCレベル0」となり合計1000ドル(USD)までの出金しかできません。
つまり1000ドル(USD)以上の出金がしたい場合には本人確認を行いKYCレベルを上げていく必要があるのです。
FTXの本人確認レベルとなるKYCレベルは、4段階にレベル分けされており以下のような出金制限を受けます。
- レベル0(メールアドレスの登録のみ)...合計1000USDまでの出金
- レベル1(氏名と居住国・県の登録)...1日2000USDまでの出金(ただし送金金額よりもトレード額が大きい場合には9000USD)
- レベル2(詳細な本人情報と本人確認書類の提出)...仮想通貨(暗号資産)での出金が無制限
- レベル3(現住所確認書類と銀行取引明細の提出)...仮想通貨(暗号資産)・法定通貨での出金が無制限
すべての出金条件を無制限にしたいという人は、「レベル3」を目指して本人確認を行っていくのがよいでしょう。
FTXは本人確認の具体的なやり方
それでは実際にFTXにて本人確認を行っていく方法を紹介します。
FTXは日本語に対応していない仮想通貨(暗号資産)取引所のため、手続きがわかりにくいと感じる人もいますが、手順通りに手続きを行えば本人確認は完了するでしょう。
まずはFTXの公式サイトにログインし、右上にあるアカウントアイコンをクリックしてメニュー一覧を表示させてください。
メニュー一覧の中から「Setting(設定)」をクリックします。
「Profile(プロフィール)」のページが表示されるので、左側に表示されるメニュー一覧の中から「Identity Verification(本人確認)」をクリックしていきましょう。
表示される画面丈夫の「Main Account(メインアカウント)」をクリックした上で「Identity Verification(本人確認)」の項目内にある「ENABLE TRADING AND DEPOSITS(取引と送金を有効にする)」のボタンをクリックしてください。
個人情報の入力画面が表示されます。
「Verification Type(証明タイプ)」にて個人の場合には「Individual」を選択していきましょう。
続いて以下の順番で必要事項を入力していきます。
- Full Name(ローマ字フルネーム)
- State(居住している都道府県を入力)
- Please provide your mobile phone number(携帯電話の番号を入力)し、「REQUEST SMS CODE」をクリックする
- SMS CODE(スマホのSMSに送られてきたコード番号を入力する)
全ての入力内容を確認し、問題がなければ一番下の「SUBMIT INFOMATION」をクリックしてください。
本人確認情報の入力が完了したら、続いて本人確認書類と現住所確認書類の提出を行っていきましょう。
メニュー一覧の中から「Setting(設定)」をクリックします。
「Profile(プロフィール)」のページが表示されるので、左側に表示されるメニュー一覧の中から「Identity Verification(本人確認)」をクリックしていきましょう。
「CM-Equity AG KYC」という項目に撮影した本人ん確認書類と現住所確認書類の画像をアップロードしていきます。
- Front of ID(本人確認書類の表面)
- Back of ID(本人確認書類の裏面)
- Selfie(clear image of your face)(自撮り画像)
- Proof of Address(recent banks statement or utility bill)(現住所確認書類)
書類のアップロードが完了したら「UPLOAD DOCUMENTS」をクリックして書類の提出を行っていきましょう。
FTXの二段階認証のやり方
続いてFTXにて二段階認証を設定する方法です。
FTXでは二段階認証を設定するツールとして、以下の方法が利用できます
- GoogleAuthenticator
- セキュリティーキー
- SMS
この中でFTXが推奨している二段階認証の方法が、GoogleAuthenticatorでの二段階認証です。
ここではFTXでGoogleAuthenticatorを利用した二段階認証の設定方法を解説していきます。
GoogleAuthenticatorで二段階認証を行う場合には、事前にGoogleAuthenticatorアプリをインストールしておきましょう。
まずはFTXの公式サイトにログインし、右上にあるアカウントアイコンをクリックしてメニュー一覧を表示させてください。
メニュー一覧の中から「Setting(設定)」をクリックします。
「Profile(プロフィール)」のページが表示されるので、左側に表示されるメニュー一覧の中から「Security(セキュリティ)」をクリックし、さらに「 two-factor authentication(二段階認証)」をクリックします。
「Authy Google authentica」をクリックすると、QRコードが表示されるので、アプリのGoogleAuthenticatorにてQRコードを読み取ってください。
アプリに6桁の認証コードが表示されたらFTXの画面に認証コードを入力し、二段階認証を有効化させます。
FTXの本人確認と二段階認証を分かりやすく解説まとめ
今回は、FTXの本人確認と二段階認証を分かりやすく解説してきました。
FTXの本人確認と二段階認証はFTXの設定画面より、手続きを行っていきます。
本人確認書類や現住所確認書類を用意した上で、手続きを行っていきましょう。