海外の仮想通貨(暗号資産)取引所の中でも独自のレバレッジトレードが楽しめる取引所として人気のあるFTX。
そんなFTXでこれからトレードを始めてみたいという人の中には、FTXのチャートの見方や使い方について詳しく知りたいという人もいるでしょう。
現在日本語表示がなくなっているFTXですが、直感的に利用できるチャート操作が多いので、一度使い方を覚えてしまえば使いやすい仕様になっています。
今回は、FTXのチャートの見方と使い方の基本について分かりやすく解説していきます。
FTXのチャートの見方と使い方を分かりやすく解説
FTXのチャートの見方についてですが、基本的にどの取引方法・どの取引銘柄であっても以下のようにチャートが表示されます。
FTXは現在日本語非対応となっているため、基本的にチャート表示や操作に関しても全て英語での表記となるでしょう。
しかしFTXのチャートは、基本的に取引ツールとして多くのFXブローカーなどで採用されている「TradingView」のものが使用されているので、一度使い方を覚えて仕舞えば感覚的に利用できることが多くなっています。
FTXのチャートの見方と使い方 取引方法別の通貨銘柄チャートを表示させる
FTXでは、複数の仮想通貨(暗号資産)銘柄に加えて取引方法自体も以下のように複数用意されているのが特徴です。
- 先物取引
- MOVE取引
- スポット取引
- レバレッジトークンでの取引
たとえば同じビットコイン(BTC)でのレバレッジ取引をしようとしている場合でも、上記の4種類の取引方法別に表示されるチャートは異なってくるでしょう。
ここではまず、FXTにて自分が取引する取引方法と仮想通貨(暗号資産)銘柄のチャートを正しく表示させる方法を紹介していきます。
FTXの公式サイトにログイン後マイページが表示されるので、上部メニューバーの中から取引する銘柄をまずは選択していきましょう。
ここでは一例として、ビットコイン(BTC)を選択してみます。
プルダウンメニューにて選択した仮想通貨(暗号資産)で利用可能な取引方法の一覧が表示されるので確認してください。
たとえばビットコインの無期限先物取引のチャートを表示させたい場合には、「Futures」→「BTC-PERP」をクリックします。
またそれぞれの取引方法のFTX上の表記は以下の通りです。
- Futures...先物取引
- MOVE...MOVE取引
- Spot...スポット取引
- Tokens...レバレッジトークン取引
BTCの無期限先物取引のチャートを表示させたい場合には「Futures」→「BTC-PERP」をクリックすると、チャートがBTCの無期限先物に切り替わるでしょう。
どの通貨銘柄の何の取引チャートが現在表示されているかは、チャートの左上に表示されます。
FTXのチャートの見方と使い方 チャートの時間足を変更する
FTXのチャート上で自分の取引したい銘柄と取引方法のチャートが表示できたら、続いてチャートの時間足を設定していきましょう。
FTXチャートの時間足を自分の好きなものに変更したい場合には、以下の画面にて「5m」と表示されている部分をクリックしてください。
時間足の選択画面が表示されます。
分足の場合は「1分足」「5分足」「15分足」「30分足」「45分足」が選択可能です。
時間足の場合は「1時間」「2時間」「3時間」「4時間」までが選択できます。
さらに長期足になると「日足」「週足」「月足」の表示が可能ですので、それぞれ自分の表示させたい時間足を選択していきましょう。
時間足を選択すると、指定した時間足のチャートに切り替わり指定した時間足のアイコンに切り替わります。
FTXのチャートの見方と使い方 チャートの表示方法を変更する
FTXのチャートはデフォルトの状態ではローソク足にて表示されていますが、このチャート表示もユーザーのみやすいものに変更が可能です。
チャートの形を変更したい場合には、チャート上部の時間足アイコンの右側にあるチャート表示アイコンをクリックしてください。(デフォルトのローソク足が表示されている場合はローソク足アイコンが表示されています。)
チャートの表示方法一覧が表示されます。
FTXではローソク足の他にローソク足のローソク分が透明な「Hollow Candles」やバーチャート、平均足、ラインチャートなど11種類のチャート表示方法が選択可能です。
たとえば現在ローソク足で表示されているチャートをバーチャートに切り替えたい場合にはメニュー一覧の中から「Bars」を選択します。
チャート表示がバーチャートに切り替わり、チャート表示アイコンもバーチャートのものに切り替わるでしょう。
FTXのチャートの見方と使い方 インジケーターをチャート上に表示させる
FTXのチャートの見方と使い方の中で、表示されるチャートにてテクニカル分析を行っていきたいという人もいるでしょう。
FTXでは豊富な種類のインジケーターが標準で搭載されていますので、チャート常に好きなインジケーターを表示させることができるようになっています。
まずはインジケーターを表示させたい通貨銘柄と取引方法を選択して、チャートを表示させておきましょう。
チャートが表示され、時間足などもテクニカル分析を行いたいものに切り替えたら、好みのインジケーターを表示できます。
チャート上部に表示されているメニュー一覧の中から「Indicators」を選択してください。
インジケーターの一覧が表示されるので、表示させたいインジケーターを選択していきましょう。
ここではインジケーターの中でも利用している人の多い、ボリンジャーバンド(Bollinger band)を選択してみます。
インジケーターメニューの「Bollinger band」を一度クリックし、右上の「×」をクリックしてください。
チャート上にボリンジャーバンドが表示され、チャートの左上に現在表示中のボリンジャーバンドのオプション項目が「BB」として表示されます。
現在表示中のボリンジャーバンドを一時的に消したい場合には、「BB」項目の目の形のアイコンをクリックすると、ボリンジャーバンドが非表示になるでしょう。
再びボリンジャーバンドを表示させたい場合には、BB」項目の目の形のアイコンをクリックしてください。
ボリンジャーバンド表示の設定を変更したい場合には「BB」項目の設定アイコンをクリックすると各種設定画面が表示されます。
FTXのチャートの見方と使い方を分かりやすく解説まとめ
今回は、FTXのチャートの見方と使い方の基本について分かりやすく解説してきました。
FTXでは、独自のトレーディングシステムを利用してチャートを表示させたりチャート分析を行うことができるようになっています。
FTXでは独自のスマホアプリもリリースされており、アプリを使ってチャートをみることもできますが、アプリの場合にはテクニカル分析のみできませんので、別途で「TradingView」アプリをインストールしていきましょう。